そして僕は
おはようございます。
僕はバイオリンをやっていまして、最近新しい先生につき始めました。
その先生に言われる事はとにかく「姿勢」です。
立ち方、手足の関節に入れる力、首を向ける方向、バイオリンを肩と顎で挟む力、弓の持ち方、弓を持つ際の肩の開き方など、様々な要素が含まれます。
先生の指導の中では自分の力、重力、重心の意識を常に考えさせてくれます。
そんなことをよく考えていますが、姿勢を変える事で見える景色が変わるんですね。
当たり前の事ですが、地面ではなく前をよく見る様になったな、と気づきました。
でも、それが一概に良い事ではなく、前を見る事で地面の物に気づかなかったりします。
音楽の為にやっていたことが、現実に繋がって行く。
少し不思議ですね。プラクティカルなものから離れていると思った事がプラクティカルだった。
文章を読むという事が現実の考え方に繋がって行く。
小説にせよ、新書にせよ、理学書にせよ、です。
でもよくよく考えてみると大半の芸術(絵画、音楽、文学、など)は現実から出発していますよね。
現実から何らかの刺激があって、それに対する反感やその現実をどう歪まして行くか、どのように表現するか、など全ての芸術は現実に端を発しています。
そこに触れて感じるということも、現実に或る意味では触れ合っています。
僕はそのプラクティカルな感に余り気づけていなかったという気もします。
小説はフィクション、実益は無く、単なる心の安寧や悦楽。
そのような次元から抜け出して行かねばならない気もしてきますね。
さて、今日は英語の授業を受けて、その後はバイトです。
何故か現実味が無いですが、頑張りましょう。
それでは!