phy-med recollection

物理や工学を楽しむ医学生のブログ

侮蔑

またまた、お久しぶりです。

 

最近、自分の中で「自分」が出来てしまったということを酷く意識するのです。

言葉にしにくいですが、「あぁ、自分は他人には流されないな」といったもの。

「自分が出来た」ということは周りとの差異を感じるということですね。他人があるから自分がある。

そこでいつも思う事は「きっとこの思想は全て先人により踏襲されてきたものだ」ということです。結局は自分も歴史に喰われたままでしかない。

僕の思考の梯子は全て、過去の世界の内包物なのです。同一人物、あるいは別々の人物により思索され完成されたものでしょう。

ですが、過去に無いのはもちろん現在です。

今の世界情勢、日本情勢、僕を取り巻く社会、僕が見える範囲での社会、そして新しいモノ、これらが僕の見做す現在です。

そしてこの現在と過去を上手く利用する事で、誰も行き着いていない思想に到達する。

それこそが現代哲学であり、今の僕の興味を惹くところとなっています。

 

「自分」を意識する事による傲慢の話はまた今度。

 

それでは!