正解
こんにちは。お久しぶりです。
Physiologyの試験も終わり、Pharmacologyの実習、レポート、試験と11月もまた忙しくなりそうです。
さて、今日は友人に勧められたSchoenbergの「Verklärte Nacht」を聴いていました。
(日本語訳では「浄夜」です。)
この曲はもともと六重奏ですが、オーケストラ編成もされています。
リヒャルト・デーメルという詩人の詩をもとにした標題音楽であり、音楽表現の極致とさえ言われています。
僕自身もこの曲に使われている音楽技法に明るくないのであまり偉そうな事は言えませんが、その美しさに圧倒されますね。
詩の中身はググればでてきますが、内容は「寛容」の一言に尽きると思います。
鮮烈な昂揚、苦悩、煩悶、その全てを乗り越えた先にあるものです。
この辺りは思想的にどのように完成されているのかしら、と考えたときにやはり現代哲学ではなく、儒教や古代ギリシャ哲学の範疇なのかなとも思います。
ここについても俄か丸出しなのですが、どうも哲学などをなさってる人々が最終的に行き着く先はプラトン、インド哲学、儒教辺りのようで、左記のものに対して、完成された高度な哲学、そのような言をしばしば目にします。
ハイデガーやショーペンハウアーなどの個々人に対する注目ではなく人と人の交わりに目を向ける、あるいは時空を超えた交わりに目を向ける、そんなところでしょうか。
こればっかりは歳を取らないと分からない気もしますね笑
さて、気分も良いので統計力学を進めて参りたいと思います。
いよいよカノニカル分布が導出され、熱力学との関連を見て行く段階です。
それでは!